<貧血の症状>むずむず脚症候群・食べ物を飲み込めない

<貧血の症状>むずむず脚症候群・食べ物を飲み込めない

貧血の症状には、めまいや立ちくらみといった一般的なものから氷食症やうつ、パニック障害など意外なものまでたくさんあります。
中でも関連していることが意外な症状にむずむず脚症候群や食べ物が飲み込めなくなる、といったものがあります。
貧血とこれらの症状にはどのような関連性があるのでしょうか。

 

むずむず脚の起こる原因

むずむず脚とは、その名のとおり寝ている間や寝ようとした時、その他じっとしているような時に足がむずむずしてしまう症状です。
睡眠障害につながることもありますし、短い間隔で足が勝手に蹴るような動きをすることもあります。
高齢者や女性に多く発症するのが特徴ですが、これも貧血が原因で起こることがあります。
その場合は、脳が鉄欠乏状態になり脳への意思伝達物質、特にドーパミンが機能しないことが原因でこのような症状が起こります。

 

貧血で食べ物が飲み込めなくなる原因

苦しむ女性

貧血によって食べものが飲み込みにくくなる原因は、食道にあります。食道の粘膜は食べ物を食べるとその刺激によって常に剥がれ落ちるようになっており、それを補うために鉄分を必要としています。
しかし、その鉄分が不足すると食道の粘膜を補うことができず、食道は委縮してしまうために固形物を飲み込むことができなくなるのです。
貧血の人は、「そう言えば最近食べ物を飲み込みにくい」と思っている人が多いそうですが、それはこういった原因があったのです。
症状が軽ければ鉄分を補うことで数か月で治ることもありますが、症状が進んでしまった場合、金属の筒を通すなどの手術を行わないと治らなくなってしまうこともあります。

 

重症の場合は医療機関へ

これらの症状は、どちらも病気としてはあまり認知されていません。
軽度の場合は鉄分を補給することで簡単に治ることもあります。
しかし、重度の場合は日常生活に支障をきたすこともあります。
何かおかしいな、と思ったら早めに医療機関を受診するようにしましょう。